海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
WBOは7月31日、同団体のスーパーウェルター級王者デメトリアス・アンドレイド(27=米)の王座を剥奪したと発表した。アンドレイドは昨年6月から試合をしていなかった。
アンドレイドは13年11月にバーネス・マーティロスヤン(アルメニア/米)との決定戦を制して王座を獲得。14年6月には指名挑戦者のブライアン・ローズ(英)を7回TKOで退けて初防衛に成功した。しかし、その後は活動実績がなく、昨年秋には予定された防衛戦をキャンセルしたほか、ミドル級のWBO王座決定戦出場に名乗りを挙げたものの撤回するなど迷走。今年に入っても防衛戦のプランは出たものの実現には至らず、7月にWBOから勧告を受けていた。
こうした流れのなかで王座剥奪に至った。アンドレイドは08年北京五輪に出場後にプロデビューし、ここまで21戦全勝(14KO)を収めており、さらなる飛躍が期待されているサウスポーの逸材だけに、早い時期の戦線復帰を期待する声が多い。