仲村「体調は良好です」

　7月6日から長期米国合宿中の日本スーパーフェザー級10位・仲村正男(27=渥美)が29日、キャンプの終盤に入ったことを伝えた。さらに今回のキャンプ中盤からコーチとして仲村に帯同している元WBAスーパーウェルター級暫定王者の石田順裕氏(40)も仲村の現在を分析。

　長期米国キャンプ中の仲村は「体調はいたって良好です!練習内容では、日本ではなかった刺激を受けて、向上しています。(ミゲル)バスケス選手とのスパーリングもやらせてもらい。頭を使うボクシングや精神力はアップ出来たと思います。残り時間、ケガなく、充実したトレーニング内容をむかえたい。宜しくお願い致します!」と元気な様子を伝えた。仲村は7月31日に帰国を予定している。

　7月19日から仲村に帯同し、コーチとして第一歩を踏み出した元WBAスーパーウェルター級暫定王者の石田順裕氏は「調子はバッチリです。先週から長いラウンドのスパーリングをしています。疲れがある中でもよく動けてると思います。こんな練習熱心な選手は初めてです。スパーリングでも倒しに行こうと、打ち気にはやる所があるので、突っ込み過ぎないことと、打ち終わりのディフェンスなどのアドバイスをしています。あとは…秘密」と、8月21日の金子大樹戦に向けて秘策があることをほのめかした。

　白熱するスーパーフェザー級戦線。仲村正男が生き残りをかける。