フランプトンを倒す!

　18日(日本時間19日)、米国テキサス州エルパソで行われたIBF世界Sバンタム級タイトルマッチ、王者カール・フランプトン(28=英)対挑戦者アレハンドロ・ゴンサレス・ジュニア(22=メキシコ)戦を米国キャンプ中の指名挑戦者・和氣慎吾(27=古口)が生観戦し、試合後にコメントを寄せた。

　試合は、王者フランプトンが初回に2度のダウンを奪われる波瀾でスタートしたが、中盤に入ると右を好打させ流れを変えた。ゴンサレスの2度のローブロー減点もあり、フランプトンは最大8ポイント差の判定勝ちを収め、2度目の防衛に成功した。

　「過信ではなく自分が勝つということの自信が確信に変わった。古口会長をはじめ、ジムのおかげで観に来ることができて本当に良かったです。あとは世界戦までしっかりとイメージして練習するのみ。『フランプトンを倒す!』このことをお約束しますので、是非皆様の応援で和氣に少しでも力をください」。
　現在のところイギリスかアメリカでの挑戦が濃厚の和氣は、海外慣れの目的もあり、16日からロサンゼルスのワイルドカードジムで実戦中心のキャンプを行い、今月末に帰国予定。さらなる成長に期待したい。