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WBA世界ウェルター級王者キース・サーマン(26=米)は11日(日本時間12日)に米国フロリダ州タンパで元WBA同級王者ルイス・コラーゾ(34=米)を相手に5度目の防衛戦に臨む。昨年あたりから「ポスト・フロイド・メイウェザー(米)」の声も出ていたサーマンだが、「私にはメイウェザーは必要ではない」と気のない素振りをみせている。
キース•サーマン
サーマンは26戦25勝(21KO)1分の強打者で、臨機応変に足もつかえる器用さも持っている。そのため最近ではメイウェザーの対戦相手候補として常にリストアップされるまでになった。コラーゾ戦を前にタンパで最終調整を続けるサーマンはメディアの取材を受けたが、メイウェザー戦に関しては「私は彼と戦うに値すると思っているが、私は彼を必要としてはいない。メイウェザーも私のことは必要とはしていないはず。米国のファンは興味があるだろうけれど」と答えた。そして「私にとってはアミール・カーン(英)戦の方が重要かな。ショーン・ポーター(米)、マルコス・マイダナ(亜)、ケル・ブルック(英)と戦うのと同じくらいにね」と加えている。まずは11日のコラーゾ戦に注目したい。