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[海外ニュース]2015.6.27

ランカー対決はラミレスに凱歌

 スーパーミドル級の世界ランカー対決、WBCとWBOで2位、WBAとIBFで3位に名を連ねるヒルベルト・ラミレス(24=メキシコ)対WBC9位、WBA14位のデレク・エドワーズ(35=米)の10回戦は26日(日本時間27日)、米国テキサス州ヒダルゴで行われ、ラミレスが大差の判定勝ちを収めた。
 長身サウスポーのラミレスは初回から主導権を握り、4回にはエドワーズをダウン寸前に追い込むなど着々と加点していった。ダウンを奪うことはできなかったものの、ラミレスはジャッジ三者から100対90のフルマークで支持された。7月18日に行われるWBOタイトルマッチ、アルツール・アブラハム(アルメニア/独)対ロバート・スティーグリッツ(露/独)の勝者への挑戦を狙うラミレスは32戦全勝(24KO)。14年2月に現WBC王者バドゥ・ジャック(スウェーデン/米)に初回TKO勝ちを収めているエドワーズは33戦27勝(14KO)5敗1分。
 前座ではWBAスーパーフェザー級3位、WBOライト級6位に名を連ねる世界ランカー、ディエゴ・マグダレノ(米)がホセ・ゴンサレス(プエルトリコ)に7回TKO勝ちを収めた。7回、ゴンサレスはダウンを喫したが、レフェリーはローブローと判断。しかし、ゴンサレスは試合を続ける意思を示さなかった。2度目の世界挑戦を狙うマグダレノは29戦28勝(12KO)1敗。ゴンサレスは26戦24勝(19KO)2敗。また、この日は12年ロンドン五輪ミドル級決勝で村田諒太(現帝拳)に微差のポイントを負けを喫したエスキーバ・ファルカン(ブラジル)もミドル級8回戦に出場、アーロン・ドレイク(米)に4回TKO勝ちを収めた。サウスポーのファルカンは14年2月のプロ転向後、これで10戦全勝(7KO)。ドレイクは23戦14勝(9KO)9敗。

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