マルケスがスパー開始

　元世界4階級制覇王者ファン・マヌエル・マルケス(41=メキシコ)が先週末、メキシコのロマンサジムで5ラウンドのスパーリングを行ったことが、メディアで報じられている。

　マルケスは昨年5月のマイク・アルバラード(米)戦で12回判定勝ちを収めたあとは休養に入っており、進退が注目されている。一時はケル・ブルック(英)の持つIBF世界ウェルター級王座に挑戦かというニュースも流れたが、具体化はしなかったようだ。マルケスは64戦(56勝40KO7敗1分)の疲労からか膝を痛めており、その様子をみながら去就を決めることになりそうだ。マルケスは「1週間に3度のスパーリングを3週続けてやってみて判断したい」と話している。