海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
IBF世界バンタム級王者ランディ・カバジェロ(24=米)は8月8日に米国カリフォルニア州インディオで戦線復帰となる防衛戦を計画しているが、これに対し統括団体から「待った」がかかっている。
カバジェロは昨年10月に決定戦を制して王座を獲得し、今年2月末にはアルベルト・ゲバラ(メキシコ)を相手に初防衛戦を行う予定だったが、右足踵の浮腫を除去する手術を行うため試合をキャンセルして戦線離脱した。そのためIBFは6月にリー・ハスキンス(英)と岩佐亮佑(セレス)で暫定王座決定戦を行い、ハスキンスが暫定王座を手にしている。こうした流れからIBFは「カバジェロが戦線復帰する際は暫定王者との団体内統一戦が義務」として、カバジェロ陣営とハスキンス陣営に対戦交渉に入るよう通達を出した。8月8日の試合はハスキンスにとって極めてタイトなため、あらためて新しい日程が組まれることになりそうだ。