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前IBF世界スーパーフェザー級王者ランセス・バルセレミ(28=キューバ/米)は21日(日本時間22日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで元WBC世界ライト級王者アントニオ・デマルコ(29=メキシコ)に10回判定勝ちを収めた。
今年2月、減量苦を理由にスーパーフェザー級王座を返上してライト級に転向したバルセレミは、これが転級初戦だった。初回からスピードを利して主導権を握り、4回にはダウンも奪って圧倒的優位に立った。サウスポーのデマルコも勝負を諦めずに粘ったものの遠く及ばなかった。採点は三者とも99対89。バルセレミの失点は9回にローブローでペナルティを受けたもの。バルセレミは24戦23勝(13KO)1無効試合、デマルコは37戦31勝(23KO)5敗1分。