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20日(日本時間21日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われたショーン・ポーター(27=米)対エイドリアン・ブローナー(25=米)のウェルター級元王者対決の前座には、12年ロンドン五輪米国代表からプロに転じたエリート3選手が出場した。
ウェルター級でロンドン五輪ベスト8入りを果たしたエロール・スペンスは、試合数日前に対戦相手がフィル・ロ・グレコ(カナダ)に変更されたが、問題なく3回TKO勝ちを収めた。すでにWBA世界ウェルター級8位にランクされているサウスポーのスペンスは17戦全勝(14KO)。グレコは28戦26勝(14KO)2敗。ロンドン五輪ミドル級米国代表のテレル・ガウシャはルイス・グラヘダ(メキシコ)に8回判定勝ちを収め、デビューからの連勝を15(8KO)に伸ばした。採点は78対73、79対72(二者)だった。敗れたグラヘダは25戦18勝(14KO)5敗2分。ロンドン五輪ではヘビー級初戦で敗退したマイケル・ハンターは、デオン・イラム(米)に4回TKO勝ち、プロ戦績を8戦全勝(5KO)に伸ばした。イラムは17戦14勝(8KO)3敗。また、ロンドン五輪では補欠に甘んじたライト級のロバート・イースターもリングに上がり、ミゲール・メンドサ(メキシコ)に2度のダウンを奪って2回TKO勝ちを収めた。イースターは14戦全勝(10KO)、メンドサは29戦21勝(21KO)6敗2分。