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IBF世界ミドル級王座決定戦、1位のハッサン・ヌダム・ヌジカム(31=カメルーン/仏)対4位のデビッド・レミュー(26=カナダ)の12回戦は20日(日本時間21日)、カナダのモントリオールで行われた。
〇デビッド・レミュー(カナダ)
12回判定(3対0)
×ハッサン・ヌダム・ヌジカム(カメルーン/仏)
12回判定(3対0)
×ハッサン・ヌダム・ヌジカム(カメルーン/仏)
レミューのホームでもあるベル・センターが最初に湧いたのは2回だった。鮮やかな左フックを振り抜いて先制のダウンを奪ったのだ。これで勢いに乗ったレミューは5回、左フックで2度のダウンを追加して圧倒的優位に立った。7回、今度は相打ち気味に放った左ジャブがタイミングよく当たり、この試合4度目のダウンを奪った。それでもヌジカムは勝負を諦めずに最後まで粘ったが、失点を埋めることはできないまま試合終了のゴングを聞くことになった。採点は115対109が二者、もうひとりも114対110でレミューを支持していた。新王者は36戦34勝(31KO)2敗。3度目の戴冠を逃したヌジカムは33戦31勝(18KO)2敗。