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WBC世界ミニマム級王者ワンヘン・メナヨーティン(29=タイ)対同級25位ジェリー・トモグダン(21=比)のタイトルマッチ12回戦は2日、タイの首都バンコクで行われた。
〇ワンヘン・メナヨーティン(タイ)
9回1分4秒KO
×ジェリー・トモグダン(比)
9回1分4秒KO
×ジェリー・トモグダン(比)
ワンヘンの一方的な試合だった。試合まで1ヵ月を切った時点で負傷した柳明九(韓国)の代理挑戦が決まったトモグダンに対し、ワンヘンは果敢に攻めて毎回のようにポイントを奪っていった。迎えた9回、ワンヘンの左ボディブローが決まるとトモグダンはダウン。福地勇治レフェリーが10カウントを数え切る前に立ち上がることはできなかった。昨年9月にオズワルド・ノボア(メキシコ)を9回終了TKOで下して戴冠を果たしたワンヘンは2度目の防衛に成功。戦績を38戦全勝(13KO)に伸ばした。世界的な実績が皆無のまま大舞台に上がったトモグダンは26戦17勝(9KO)6敗3分。