田中、自分を貫く

　WBO世界ミニマム級王座決定戦に出場する同級1位のフリアン・イエドラス(メキシコ)と同級2位の田中恒成(畑中)が28日、調印式と前日計量に臨むため名古屋市内のCBC婦人ホールに揃って登場した。
　決戦は明日、パークアリーナ小牧。

　調印式を終えたイエドラスは「充分に練習も積んできたし、体重も問題ない。家族のためにも、支えてくれた人たちのためにもメキシコにタイトルを持ち帰る」と自信をみせた。
　イエドラスは赤色の日本製グローブを選択。

　続いて田中は「やるべきことは全てやってきましたし、早く当日を迎えて良い試合をするだけですね」と余裕を見せ「どれだけ自分のボクシングを貫けるか、これに尽きると思います」と大一番に向けて意気込みを語った。
　田中は青色の日本製グローブを選択。

　調印式に引き続き、同会場で行われた前日計量で両者は100gアンダーの47.5kgで揃ってパス。
◽️計量結果
同級1位 フリアン・イエドラス(メキシコ)
体温:35.8℃
脈拍:48/min
血圧:104/62mm/Hg

同級2位 田中恒成(畑中)
体温:37.3℃
脈拍:64/min
血圧:108/66mm/Hg

オフィシャル陣
レフェリー:サムエル・ビルエト(アメリカ)
ジャッジ:ルイス・ルイス(プエルトリコ)
ジャッジ:サルビン・ラグンバイ(フィリピン)
ジャッジ:サウェーン・タウィクーン(タイ)