井上vsロマゴンに意欲

　18日に開かれた東日本ボクシング協会の定例理事会に出席した大橋秀行協会長は、17日に米国カリフォルニア州イングルウッドのフォーラムでV2戦を行い快勝したWBC世界フライ級王者ローマン・ゴンサレス(27=ニカラグア/帝拳)が、試合後にWBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(22=大橋)への対戦を希望したことを受け、「望むところ。(対戦を)想像しただけでもドキドキする」とコメントを発表した。

　ゴンサレスがスーパーフライ級に上げることを前提にしたものだが、大橋会長は「井上も名指しされたからにはやる気満々。右拳はもう問題はないし、治療していた間に左を鍛え凄いことになっている」と声を弾ませ、開催は国内にこだわらない考えを示した。軽量級の市場価値を高めてきたゴンサレスと井上、怪物vs怪物のビッグマッチが現実味を帯びてきた。