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マニー・パッキャオ(36=比)との世紀の一戦で判定勝ち、WBA、WBC、WBO3団体の世界ウェルター級王者になったフロイド・メイウェザー(38=米)のキャリア最終戦が、当初の予定どおり9月12日に計画されていることが再確認された。試合を放送するショータイムの副社長でゼネラル・マネージャーを務めるスティーブン・エスピノサ氏が明らかにしたもの。
メイウェザー vs パッキャオ
メイウェザーは2年前にHBOテレビからショータイムに電撃移籍する際、「30ヵ月に6試合、最低2億ドル(約240億円)保障」という目玉が飛び出るような超大型契約を結んだ。パッキャオ戦で5試合が済んでおり、9月の試合が契約最終戦となる。それに合わせてメイウェザーも「9月の次戦がラスト・ファイト」とコメントしている。その9月12日の試合に関してエスピノサ氏は「彼(メイウェザー)は『9月に再び戦う』と言っている。そして、『それが最後の試合』と断言している」と話している。開催地はラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナが有力だが、相手は決まっていない。候補にはアミール・カーン(英)、ミゲール・コット(プエルトリコ)、キース・サーマン(米)、サウル・アルバレス(メキシコ)、ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)などの名前が挙がっている。
こうしたなか、9月12日にはアルバレス対コットの試合が組まれ、HBOテレビで放送されるのでは、という推測も出ている。メイウェザーと中心にしたスター・ウォーズとショータイム、HBOテレビのライバル局対決。リング外の戦いにも注目したい。