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[選考会]2015.5.11

チャンピオンカーニバル3賞決定

 2月9日に火蓋を切ったチャンピオンカーニバル日本王座戦が4月30日に終わり、優秀選手を決める選考会がマスコミ各社を集め11日、都内で開かれた。表彰式の日時は未定。
やはり強かった大森
 今年は中止となったライトフライ級、ミドル級を除くミニマム級からヘビー級までの12階級の中から三賞が選出(殊勲賞は該当なし)。MVPには4月13日の日本バンタム級タイトルマッチで王者・益田健太郎(32=新日本木村)から2度のダウンを奪い、初挑戦ながら3回TKO勝ちで新チャンピオンとなった大森将平(22=ウォズ)が圧倒的な支持を受け選ばれた。
注目対決を制した内藤
 技能賞は、2月9日開催の日本スーパーフェザー級タイトルマッチで伊藤雅雪(24=伴流)との無敗対決を僅差判定で制し、2度目の防衛に成功した内藤律樹(23=E&Jカシアス)を満場一致で選出。
岡田は流血戦で2度目の防衛に成功
 敢闘賞は、3月7日の日本スーパーライト級タイトルマッチで挑戦者の外園隼人(28=帝拳)を右のカウンターで倒し、3回TKOで2度目の防衛に成功した岡田博喜(25=角海老宝石)が最も多くの票を集めた。次点は日本スーパーバンタム級王座に挑戦し、戦前の予想以上の健闘を見せたが判定ドローで惜しくもタイトルを逃した古橋岳也(27=川崎新田)が9票中、2票の支持を受けた。
決定戦を制した徳永
 今年は京都に25年ぶりのタイトル、それもバンタム級の大森、ライト級の徳永孝太(ともにウォズジム)と同時に2人のチャンピオンが誕生し、計4本のベルトを持つ関西勢の活躍が目立つ大会となった。日本フライ級タイトルマッチでは体重超過により村中優(フラッシュ赤羽)が王座を剥奪され、日本王座戦としては48年ぶり(JBC発表)、2例目の失態を犯したが、一方でヘビー級で初のチャンピオンカーニバルが行われるなど、全体としては注目度も高く大いに盛り上がりを見せたと言えるだろう。
チャンカン初のヘビー級戦
 なお、昨年中止された指名挑戦者決定戦(最強後楽園)が今年はフライ、バンタム、フェザー、ウェルターの4階級で予定され、11月に上位2選手の間で争われることが確認された。

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