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第5代WBA世界女子スーパーフライ級チャンピオン、山口直子(白井・具志堅)の引退式が10日、後楽園ホールで開催された「ザ・カンムリワシ・ファイト/DANGAN128」で行われた。
「今年の1月に引退を決意しました。最後の試合から一年たったころには、もう引退かなとは思っていましたが、ちゃんとけじめをつけようと思って」と話した山口だが「まだやりたい、やれるという気持ちは正直ありますが、簡単にチャンスはくるものではないですし、若ければ待つこともできたと思いますが、年齢的なこともありますね」と後ろ髪を引かれる思いでリングを降りることを決心した。
今後に関して「今は三軒茶屋にあるファイティングジムというフィットネスジムでボクシングを教えています。週に一度、土曜日の昼間にいるので、ぜひ来てください!いずれは男女問わず教えるトレーナーになりたいですが、今は現役から続けてきたエステの仕事をしつつ、いずれトレーナーになれたらと思います」と話した山口は第二の人生を歩み始めた。
2013年11月13日藤岡奈穂子戦
これまで女子ボクシングを牽引してきたチャンピオン。「ボクシングの底を広げていきたいです。女子ボクシングも盛り上げていきたいです。もっとたくさんの人に認知してもらって、選手層も厚くしていかなくてはいけません。自分に何ができるのか、正直わかりませんが、何か小さいことでもコツコツと、できることをやっていきたいです。女性向けのボクシングイベントや、現役選手を指導する機会など、もしあればぜひ、力になっていきたいです」と今後も女子ボクシング普及に全力を尽くすことを誓った。
次は指導者として
山口直子さんが指導者として活躍している「トレンディボクシングクラブ」のお問い合わせ先:070-5564-6220
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