コットの前座にバスケスJr

　WBC世界ミドル級王者ミゲール・コット(34=プエルトリコ)は6月6日(日本時間7日)、ダニエル・ギール(34=豪)を相手に米国ニューヨークのバークレイズ・センターで初防衛戦に臨むが、そのアンダーカードに元WBO世界スーパーバンタム級王者ウィルフレド・バスケス・ジュニア(30=プエルトリコ)が出場することになった。

　バスケスは11年5月にホルヘ・アルセ(メキシコ)に12回TKO負けを喫して王座から陥落したが、その後は〇●〇●〇●〇と白星と黒星が交互に並んでいる。6月6日の相手は未定だが、フェザー級8回戦として行われる予定だ。また、同じく前座には08年北京五輪スーパーヘビー級銀メダリストの張志磊(ツァン・チレイ=中国)も出場を予定している。198センチの長身サウスポー、張は昨年8月にプロ転向を果たし、ラスベガスを拠点に3戦全勝(2KO)の戦績を収めている。