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このほどWBAは、選手権委員会でスーパーミドル級のレギュラー王者カール・フロッチ(37=英)の王座を剥奪することを決めたと公表した。
WBAによると、スーパーミドル級のスーパー王者であるアンドレ・ウォード(米)とフロッチの両陣営に対戦指令を出していたが、交渉がまとまることはなく、ウォードは6月にポール・スミス(英)とのノンタイトル戦を行うことになった。一方のフロッチは自身の負傷などもあり実戦から1年近く遠ざかっており、いまだに試合の予定が立たないままとなっている。こうしたことからWBAはウォードにはノンタイトル戦挙行の特別承認を出し、試合予定のないフロッチからは王座剥奪という措置をとった。このため、9日にドイツのフランクフルトで行われる予定の暫定王者フェドル・チュディノフ(露)対フェリックス・シュトルム(独)の試合がレギュラー王座決定戦に昇格した。