村田、アタイジとも162P

　年内にも世界挑戦を狙うWBC世界ミドル級8位、村田諒太(29=帝拳)は5月1日、東京・大田区総合体育館でWBO14位のダグラス・アタイジ(24=ブラジル)と拳を交える。試合を翌日に控えた4月30日、両者は都内のホテルで公式計量に臨んだ。
※村田対アタイジは1日(金)夜9時からフジテレビ系で放送予定。

　今回の試合はミドル級リミットを2ポンド(約900グラム)オーバーの162ポンド(約73.4キロ)契約で行われる。先に秤に乗った村田は161.7ポンド(約73.3キロ)、アタイジは161ポンド(約73.0キロ)だった。計量後、メディアの求めでフェイスオフ(睨み合い)をした両者だが、村田は「睨み合いってできないんですよ」と笑顔をみせていた。経験に臨んだ村田は「まずは勝つこと。そのうえでベストを尽くして面白い試合になればいい」と話した。自身の試合がメインとなることに関しては「いろんな経緯でそういう状況になった」と説明。そして、「とにかく僕が勝って翌日の粟生(隆寛)さんに繋げたい」と意気込んだ。アタイジは「すごく落ち着いている。村田もしっかり準備をしてきているみたいなので、いい試合になると思う」と自信をのぞかせた。オンラインカジノのオッズは16対1で村田有利と出ている。