内山VSグラナドス調印式

　WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチを翌日に控えた16日、都内で調印式と公開計量が行われた。会場に姿を現した王者・内山高志(ワタナベ)と挑戦者アンヘル・グラナドス(ベネズエラ)は、終始リラックスムードで調印式とグローブチェックを行い、明日の決戦に向けてコメントを発表した。

■WBA世界Sフェザー級王者
内山高志(ワタナベ)
体温:36.6℃
血圧:151/83
体重:58.9kg・130P
　まず、初防衛戦に向けて王者・内山は「明日の試合はチャンピオンだからといって硬くならず。これまでやってきた練習の成果をだし良い試合をします。体調は万全」と意気込みを語った。
　試合展開については「グラナドスもシッカリ練習してきているだろう。試合はやって見ないと分らないが。背が高く当てずらいだろう。リーチもある相手を僕が如何に攻略するかを観て欲しい。勝つのは自分!!」と世界王座初防衛に向け、必勝を誓った。

■WBA世界同級13位
アンヘル・グラナドス(ベネズエラ)
体温:37.1℃
血圧:147/97
体重:58.6kg・129P1/4
　王者のコメントを受け、挑戦者グラナドスは「チャンピオンになる為に日本に来た。内山は良い王者だが、明日は私が勝って世界王者になる。勝つのは私だ!!」と自信を伺わせる。
　意気込みを求められ「3ヶ月この戦いに向けて練習してきた。コンディションは万全だ。当日は魂の戦いを観せる」とグラナドスも明日の決戦に向けて勝利宣言となった。

　さいたまスーパーアリーナで対峙する内山とグラナドス。果たして世界最強の証をその肩にかけ、最後に大観衆の喝采を浴びるのは“KO Dynamaite”内山か。それとも“漆黒のアサシン”グラナドスか。17日(月)20時、運命のゴングは“彩の国”で鳴らされる。