ツナミVS江畑、調印式

　女子ボクシングの未来を担う運命の一戦。WBA世界Sフライ級タイトルマッチを直前に控えた16日、都内で調印式・公開計量が行われた。王者・天海ツナミ(山木)と挑戦者・江畑佳代子(ワタナベ)は調印式終了後、タイトルマッチに向け決意を語った!!

■WBA女子世界Sフライ級王者
天海 ツナミ(山木)
体温:36.3℃
血圧:120/58
体重:51.5kg・113P3/4
　2度目の防衛戦に向け、意気込みを求められら女王・ツナミは「明日は練習の成果をだし、尚且つ自分のスタイル、ボクシングを観客に観せたい。そして勝って王座を防衛します」と王者の貫禄。ここで山木会長がコメントを求められたが「女子をもっと注目して欲しい。私ではなく、ツナミにどんな戦いになるか豊富を話してもらう」と愛弟子にマイクを託した。
　ツナミは「男子、女子関係なく、明日は良い試合をします!!」と女子ボクシングの“若き盟主”らしく力強いアピールとなった。

■WBA女子世界同級10位
江畑 佳代子(ワタナベ)
体温:37.2℃
血圧:132/81
体重:51.4kg・113P1/2
　王者・ツナミの意気込みを聞いた挑戦者・江畑は「タイトルマッチに向け準備は整った。明日は120%の力を出しシッカリ勝ちます」と自信の表情。意気込みを求められ「女子ボクシングをもっと注目してもらえる、そんな戦いをツナミとしたいです!!」と、江畑もこの戦いに“全身全霊”を懸けると誓った。

　女子ボクシング発展の為、ツナミVS江畑の一戦はタイトルマッチ以上に女子の命運を懸けた戦いといっても過言ではない。日本が誇るトップ女子ボクサー二人の戦いに注目したい。