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WBC世界スーパーミドル級王者アンソニー・ディレル(30=米)対バドゥ・ジャック(31=スウェーデン/米)、WBA世界ミドル級王者ダニエル・ジェイコブス(28=米)対カレブ・トラックス(31=米)のダブルタイトル戦が24日(日本時間25日)、米国イリノイ州シカゴのUICパビリオンで行われた。
○バドゥ・ジャック(スウェーデン/米)
12回判定(2対0)
×アンソニー・ディレル(米)
12回判定(2対0)
×アンソニー・ディレル(米)
最終回にジェイコブスがしとめきった
○ダニエル・ジェイコブス(米)
12回2分12秒TKO
×カレブ・トラックス(米)
12回2分12秒TKO
×カレブ・トラックス(米)
試合は接戦だったが、ワンツーを好打した挑戦者がより多くのポイントをかき集めて王座を奪った。採点は116対112、115対113、114対114の2-0だった。スウェーデン生まれでラスベガスをベースにしているジャックはメイウェザー・プロモーションズの契約選手で、これで21戦19勝(12KO)1敗1分。初防衛に失敗したディレルは29戦27勝(22KO)1敗1分。
ミドル級はジェイコブスが主導権を握っていたものの仕留めることができないまま勝負は最終回に突入。ここでジェイコブスは左右をヒットして挑戦者を腰砕けにさせ、ロープにもたれかかったところで8カウントが入った。再開後、ジェイコブスはすぐに左右を連打、レフェリー・ストップに持ち込んだ。初防衛に成功したジェイコブスは30戦29勝(26KO)1敗。トラックスは29戦25勝(12KO)2敗2分。
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