5/10 山口直子が引退式

　1月に引退を表明した元WBA女子世界スーパーフライ級王者の山口直子(36=白井・具志堅)が、5月10日(日)に後楽園ホールで開催される「ザ・カンムリワシ・ファイト51&DANGAN128」で引退式を行うことがわかった。

　山口は12年7月に前王者の天海ツナミ(アルファ)からWBA王座を奪い、2度の防衛後の13年11月に階級を上げた前WBC女子世界ミニフライ級王者の藤岡奈穂子(竹原&畑山)と対戦。女子の枠を超えた激闘のすえに判定で敗れ王座から陥落し、この試合が最後となった。生涯戦績は18戦15勝(13KO)3敗。圧倒的なKO率が裏付ける、女子屈指のパワーファイトで黎明期の女子ボクシングを支え続けた。