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ジョアン・パブロ・エルナンデス(30=キューバ/米)の戦線離脱にともない設けられたIBFのクルーザー級暫定王座の決定戦が10日(日本時間11日)、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで行われ、地元のビクトル・ラミレス(31=亜)がオラ・アフォラビ(35=英/米)に3対0の判定勝ちを収めた。元WBO王者のラミレスは団体を変えて返り咲きを果たした。
地元ファンの声援を受けたラミレスはスタートから飛ばし、前半をリード。中盤に入って元WBO暫定王者の反撃に遭ったが、ラミレスは凌いで後半を迎えた。勝負を決定づけたのは11回のアフォラビの減点だった。レフェリーはローブローを放ったアフォラビに対し2点のペナルティを科したのだ。ラミレスはこのポイントを守って試合終了のゴングを聞いた。採点は115対111(二者)、116対111の3‐0だった。ラミレスは25戦22勝(17KO)2敗1無効試合、アフォラビは29戦21勝(10KO)4敗4分。