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WBA世界ライトフライ級暫定王者ランディ・ペタルコリン(23=比)の初防衛戦が4月24日、同級9位のマ・イミン(34=中国)を相手に中国の北京で行われることになった。
ペタルコリンは昨年8月、中国の上海で行われた決定戦でワルテル・テジョ(パナマ)に7回TKO勝ちを収めて暫定王座を獲得したサウスポーで、戦績は24戦22勝(17KO)1敗1分。挑戦者のマもサウスポーで、07年3月にプロデビュー。当時は3連続KO負けという最悪のスタートだったが、10年12月以降は9連勝(5KO)と調子を上げている。14年12月にWBOアジアパシフィック王座を獲得した勝利を含め戦績は17戦12勝(7KO)5敗。3月にフライ級のゾウ・シミンが世界挑戦に失敗したばかりの中国ボクシング界だが、伏兵のマに熊朝忠に続く2人目の世界王者の期待がかかる。なお、このクラスのレギュラー王者、田口良一(ワタナベ)は5月9日に初防衛戦を行うことになっており、団体内の統一戦は早くても夏以降になりそうだ。