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[試合結果]2015.3.29

ジョニゴンVSラッセル

 WBC世界フェザー級タイトルマッチ、王者ジョニー・ゴンサレス(33=メキシコ)対挑戦者同級7位ゲイリー・ラッセル(26=米)の12回戦は28日(日本時間29日)、米国ネバダ州ラスベガスのパームスカジノ・リゾートで行われた。
〇ゲイリー・ラッセル(米)
 4回57秒TKO
×ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)
 7対4で有利とみられたラッセルが、その数字に後押しされたのか初回から積極的に飛ばした。サウスポーからスピードのある右ジャブを繰り出して先制。初回はほとんど偵察に時間を費やしたゴンサレスは2回に入って攻撃に出るが、もともとサウスポーが得意ではないこともあって思ったような戦いができない。こうしたなか3回、ラッセルは左から右フックをヒットしてダウンを奪う。直後にラウンド終了ゴングが鳴ったためゴンサレスは一時的に救われたが、それもわずかな時間延ばしにすぎなかった。4回、ラッセルは左をヒットしてダウンを追加。再開後、さらにラッセルがダウンを奪うと、今度はレフェリーのトニー・ウィークス氏が続行を許さなかった。昨年6月のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)戦に続く2度目のチャンスをものにしたラッセルは27戦26勝(15KO)1敗。まったく見せ場もないまま敗れたゴンサレスは66戦57勝(48KO)9敗。3度目の防衛に失敗した。
 アンダーカードではスーパーウェルター級の世界ランカー対決が行われ、ジャーメル・チャーロ(米)がバーネス・マーティロスヤン(アルメニア/米)に3対0の10回判定勝ちを収めている。97対93、96対94(二者)でジャッジ全員から支持を得たチャーロは26戦全勝(11KO)、マーティロスヤンは38戦35勝(21KO)2敗1分。また、ジャーメルの双子の兄ジャーモール・チャーロもリングに上がり、マイケル・フィンニー(米)に3対0の10回判定勝ちを収めた。ジャッジ三者とも100対90の大差をつけて勝利を収めたチャーロは21戦全勝(16KO)、フィンニーは16戦12勝(10KO)3敗1分。

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