ゲート収入は$7000万超

　このメガファイトをメイウェザー・プロモーションズと共同プロモートするトップランク社のボブ・アラム氏がメディアに明かしたところによると、チケットは最低料金1500ドル(約18万円)券が2500枚、2500ドル(約30万円)券が2500枚、3500ドル(約42万円)券が4000枚、5000ドル(約60万円)券が2500枚、7500ドル(約90万円)券が2500枚、そして非売の1万ドル(約120万円)券が1100枚という内訳になっているという。これら1万5100席分の料金を合計すると7400万ドル(約88億8000万円)になる。これは2年前のメイウェザー対サウル・アルバレス(メキシコ)の際に記録された入場料売上2000万3150ドルの3.5倍以上になる。当初、アラム氏は最高額券5000ドル、最低額券1000ドルを予定していたが、のちに7500ドル、1500ドルに変更。さらに非売の1万ドル券を発券することにしたという。これにより4000万ドル(約48億円)と想定していた入場料売上が5000万ドル(約60億円)、そして7400万ドルに上方修正された。ただし、これらのチケットのほとんどはホテルやカジノのVIPや関係者に流れることになり、一般売りは1000枚か2000枚程度ではないかと推測されている。
　また、メイウェザーの試合の際にスポンサーを務めてきたビール会社コロナと、パッキャオの試合のスポンサーであるテカーテが今回もイベント・スポンサーの争奪戦を繰り広げたが、入札の結果テカーテが560万ドル(約6億7200万円)で落札したことが伝えられている。コロナは520万ドル(約6億2400万円)だった。