世界戦、美女対決!

　24日、WBC世界ミニフライ級王者の黒木優子(24=YuKO)が同級10位の秋田屋まさえ(36=ワイルドビート)を迎え2度目の防衛戦に臨むことを敵地のワイルドビートジムが発表した。決戦は5月9日、豊中市内のアクア文化ホールで開催される。両者揃って会見場に姿を見せると笑顔で意気込みを語った。

　異例の敵地での発表となった黒木は「秋田屋さんとは、一昨年くらいから仲良くさせていただいていました。いつか試合するかもねっと話もしていました。でも、試合は試合、勝つのは当然として、試合当日は秋田屋さんの誕生日なのでベルト以外のプレゼントを用意しておきます」と秋田屋を挑発すると「スピードもあるし、足も使えるので良い試合になると思います。勝ちます、それしかない」と意気込みを語った。

　続いて4度目の世界挑戦となる秋田屋は「かわいい妹みたいな存在」と黒木との仲を語り「年齢も年齢なので、ラストチャンスだと思って、思い切り頑張ります」と目を輝かせた。

　会見に同席したワイルドビートジムの佐賀道成会長は「勝つ自信はあります。100%です」と自信をみせ「秋田屋は階級を上げたことでパンチも強くなっている。チャンピオンは技術も女子ボクシングの中では高いレベルだと思う。良い試合になることは間違いない」と語り会見を終えた。