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「ノルディック・ナイトメア(北欧の悪夢)」の異名を持つ元世界ヘビー級上位ランカー、ロバート・ヘレニアス(31=スウェーデン/フィンランド/独)が3月21日、エストニアの首都タリンで2年ぶりの復帰戦に臨むことになった。相手は未定。
身長200センチ、リーチ201センチの体格を持つヘレニアスは10年8月にEBU-EU王座を獲得。11年には元WBC世界ヘビー級王者サムエル・ピーター(ナイジェリア/米)、元WBO同級王者セルゲイ・リャコビッチ(ベラルーシ/米)、さらに強豪ディレック・チゾラ(ジンバブウェ/英)を連破してWBO1位までランクを上げた。しかし、その後は自身のケガやサウアランド・イベントとのプロモートの問題がこじれて試合枯れ状態になり、ランキングからも名前が消えている。19戦全勝(11KO)。WBA、IBF、WBO3団体統一王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)、WBC王者デオンタイ・ワイルダー(米)、WBO1位のタイソン・フューリー(英)ら2メートル級の大柄選手がトップを占めているヘビー級戦線。ヘレニアスの再参入はさらなる活性化に繋がりそうだ。