スーパースターを作る

　関西の古豪、グリーンツダジムの本石昌也会長の会長就任パーティーが22日、大阪市内の神仙閣(中華料理店)で盛大に行われた。会場には歴代の王者、ジム関係者、後援会関係者総勢200名が詰めかけ新会長の船出を祝った。

　会の冒頭、挨拶に立った本石会長は「いつも、選手のために祝勝会をやったりイベントをやったりしていますが、私事は初めてで緊張しています。歴史あるグリーンツダの会長として選手と向き合いながら精進していきます。そして、世界チャンピオン、それも、「スーパースター」といわれる世界チャンピオンを育てます。何卒これからも応援よろしくお願いします」と決意表明し会場から大きな拍手がおこった。

　続いて壇上に立った現役時代グリーンツダに所属していた2階級制覇王者で、西日本ボクシング協会長の井岡弘樹会長は「本石新会長とは昔から知っています。マネージャーとして本当によく頑張っていましたし、会長になってからのこの1年もよく頑張っています。僕も含めて西日本ボクシングを一緒に盛り上げていきたいと思います」と挨拶。

　現役選手では井岡一翔(25=井岡)が「グリーンツダジムは叔父がいたこともあり、中学の時に所属させていただいたこともあります。今でも出稽古に伺うこともあり、身近なジムと感じています。本石会長もいつも声をかけてもらっています。これからも一緒に関西のボクシングを一緒に盛り上げていきましょう。本日はおめでとうございます」と会に華を添えた。

　出席者には元WBCスーパーフライ級王者の徳山昌守氏、2階級王者の長谷川穂積(34=真正)、元WBAミニマム級王者の宮崎亮(25=井岡)、前WBC女子世界フライ級王者の真道ゴー、元WBA女子世界ミニマム級王者の多田悦子(33=真正)。ジム会長は井岡ジム井岡一法会長、大成ジム丸本大成会長、真正ジム山下正人会長、六島ジム枝川孝会長らが出席した。