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WBO世界スーパーミドル級王者アルツール・アブラハム(35=アルメニア/独)は21日(日本時間22日)、同級4位のポール・スミス(32=英)を相手に3度目の防衛戦に臨んだ。
○アルツール・アブラハム(アルメニア/独)
12回判定(3対0)
×ポール・スミス(英)
12回判定(3対0)
×ポール・スミス(英)
昨年9月にアブラハムに挑んで敗れているスミスは「彼に勝つ方法は分かっている。そのための準備もしてきた」と自信を持ってリングに上がった。しかし、それでも王者の壁を破ることはできなかった。パワーで勝るアブラハムは序盤から積極的に飛ばし、スミスのガードの上からでもパンチを浴びせて主導権を握った。後手に回ったスミスはギアの入れ替えができないまま失点を重ねることになった。採点は116対112、117対111(二者)と前回と似たようなポイント差となった。3度目の防衛を果たしたアブラハムは46戦42勝(28KO)4敗、スミスは40戦35勝(20KO)5敗。
前座ではヘビー級のデビッド・プライス(英)がイリネウ・ベアト・コスタ・ジュニア(ブラジル)に6回TKO勝ちを収めた。203センチの長身から繰り出す強打で3度のダウンを奪って勝利を収めたプライスは21戦19勝(16KO)2敗。コスタは19戦16勝(14KO)3敗。