内山がe-taxに挑戦

　WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志(35=ワタナベ)が、16日から全国でスタートした確定申告のPRを地元の埼玉・春日部税務署で行った。

　かすかべ親善大使でもある内山は、朝10時にスーツ姿で申告会場を訪れ、国税庁HPのe-Taxを使っての申告書作成に挑戦。国税庁職員に手ほどきを受けながら約10分ほどで入力を終え、プリンターから打ち出された申告書を手に便利さを実感した。「初めての体験でしたが思ったより簡単。パソコンがあれば自宅やジムでもできるので、周りの人にも勧めたい」と感想を述べた。また、納税金額に質問がおよび、「昨年は1試合だけだったので少ないですよ。そのかわり今年は回数をこなし、来年はたくさん納めたい」と話した。

　5月頃に予定する10度目の防衛戦については、「もう少しで決まると思う。誰とやりたいとか特にこだわりはないが、あまり名前が知られていない相手は嫌です」と希望。統一戦の話もチラホラと聞こえてくるようで「強い相手と戦っていきたい」と気を吐いた。

　なお、内山の同門で昨年e-Taxで確定申告を行った元日本ランカーの山元浩嗣は、「ボクサーは税金対策や払いすぎていた税金が返ってくる還付金が発生する場合もある」とお勧めしている。今年の確定申告は3月16日(月)まで。