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ジャーメイン・テイラー(36=米)が剥奪されて空位になったIBFのミドル級王座の決定戦カードが難航している。指名挑戦権を持つ1位のハッサン・ヌダム・ヌジカム(30=カメルーン/仏)の出場は決まっているものの、打診した3位のフェリックス・シュトルム(36=独)は固辞。そして、今度は4位のビリー・ジョー・サウンダース(25=英)も出場を辞退したのだ。
シュトルムの辞退はスーパーミドル級への転向が理由だったが、サウンダースは「指名を受けたことは名誉だが、すでにWBOの指名挑戦の機会を待つことにサインしている」と辞退の理由を説明している。最新のIBFミドル級ランキングは1位がヌジカム、2位は空位で3位がシュトルム、4位がサウンダースで5位にはデビッド・レミュー(カナダ)が名前を連ねている。以下、6位が元王者サム・ソリマン(豪)、7位にはテイラーに挑戦するはずだったセルジオ・モーラ(米)がランクされており、村田諒太(帝拳)も15位に入っている。
レミューに白羽の矢が立つのか、それとも予想外の相手がピックアップされるのか。