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5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(37=米)と6階級制覇王者マニー・パッキャオ(36=比)の大一番は5月2日の対決に向けて契約間近と伝えられていたが、ここにきて雲行きが怪しくなってきた。
すでにパッキャオ側はライバル陣営に譲歩するかたちで全面的に条件をのみ、あとはメイウェザーのサインを待つばかりと伝えられているが、そのメイウェザーからは22日までに色よい返事は届いていない。パッキャオ側は「1月末日がタイムリミット」としている。こうしたなか、メイウェザーにはWBC世界ミドル級王者ミゲール・コット(プエルトリコ)との再戦プランが浮上しており、こちらの方が有力という見方も出てきている。パッキャオもメイウェザー戦が破談になった場合を想定して別の対戦相手を探し始めており、かつてのスパーリング・パートナーでもある元WBA、IBF世界スーパーライト級王者アミール・カーン(英)の陣営と交渉を始めていると伝えられる。パッキャオ自身も英国のメディアに「いまはメイウェザー側からの返事を待っているところ。来週には実現か否か、はっきりするはず」と話している。破談になった場合のカーン戦に関しては「可能性は十分にある。私とカーンは知り合いだが、リングに入れば仕事と割り切っている」と加えている。