アルバレスVSカークランド

　もともとアルバレスは5月2日にWBC世界ミドル級王者ミゲール・コット(プエルトリコ)と戦う方向で交渉を進めていたが、コット側が態度を保留したままだったため頓挫。代わりにカークランドが浮上してきた。すでに両陣営はスーパーウェルター級のリミットを1ポンド上回る155ポンド(約70.3キロ)の契約体重という条件で合意していると伝えられる。試合は5月2日、サンアントニオのアラモドームで予定されているが、フロイド・メイウェザー(米)対マニー・パッキャオ(比)の大一番が同じ日にセットされた場合は、アルバレス対カークランドを別の日程を変更する可能性がある。アルバレスは46戦44勝(31KO)1敗1分。サウスポーのカークランドは33戦32勝(28KO)1敗。この敗北は11年4月に石田順裕(グリーンツダ)に喫したものだが、その後は5連勝(4KO)と復調している。