視聴件数の健闘のH級戦

　17日(日本時間18日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われたWBC世界ヘビー級タイトルマッチ、バーメイン・スティバーン(36=ハイチ/カナダ/米)対デオンタイ・ワイルダー(29=米)の試合は、米国ではショータイムで生中継されたが、その視聴件数が平均124万件だったことが分かった。

　ニールセン・メディア・リサーチ社の発表によると、スティバーン対ワイルダーの平均視聴軒数は124万件で、ピーク時には134万件を記録。これは04年以降のショータイムの放送では12年12月のミゲール・コット(プエルトリコ)対オースチン・トラウト(米)戦に次ぐ2番目の数字で、最近の2年間ではトップだという。ワイルダーは連続KOこそ32でストップしたが、約8年ぶりに米国に世界ヘビー級王座を奪回。今後のさらなる活躍が期待される。なお、セミのレオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)対ヘスス・ルイス(メキシコ)のWBC世界バンタム級タイトルマッチは91万2000件だった。ちなみにショータイムのライバル、HBOではフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)対ブライアン・ベラ(米)の139万件が昨年の最高視聴件数として記録されている。