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WBC世界スーパーバンタム級王者レオ・サンタ・クルス(26=メキシコ/米)は17日(日本時間18日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナでヘスス・ルイス(25=メキシコ)を相手に4度目の防衛戦に臨んだ。
8回でサンタ・クルスが仕留める
〇レオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)
8回29秒TKO
●ヘスス・ルイス(メキシコ)
8回29秒TKO
●ヘスス・ルイス(メキシコ)
試合は初回から激しいパンチの応酬となったが、ガードを固めながらインサイドから的確な左右を打ち込むサンタ・クルスが主導権を握った。左フックをボディ、顔面に打ち分けるなどしてポイントを重ねていった。6回に王者はバッティングで右目上をカットしたが、これが大勢に影響を及ぼすことはなかった。7回終盤にチャンスをつかんだサンタ・クルスは8回早々、右で挑戦者を後退させたあと左右を連打。ここでレフェリーが試合を止めた。4度目の防衛を果たしたサンタ・クルスは30戦29勝(17KO)1分、敗れたルイスは44戦33勝(22KO)6敗5分。
前座ではスーパーライト級のホープ、アミール・イマム(米)がフィデル・マルドナド(米)に5回2分59秒TKO勝ちを収めている。試合はイマム自身が3回にダウンを喫したが、逆に2回に1度、3回に2度、5回に1度の計4度のダウンを奪って勝利を引き寄せた。イマムは16戦全勝(14KO)、マルドナドは22戦19勝(16KO)3敗。