角海老宝石に5本のベルト

　昨年12月、小國以載が日本スーパーバンタム級王座決定戦を制し、現役5人目の日本王者が誕生した角海老宝石ジム。今年に入り、前日本ライト級王者の加藤善孝が世界戦準備のため王座を返上したが、現役としては国内最多の日本タイトルが揃ったことを記念し、17日に同ジムで撮影会が行われ、5人の王者が今年の抱負を語った。

■日本Sバンタム級王者
小國 以載(26)
「防衛して世界ランキングを上げたい。和氣選手(和氣慎吾/古口 ※小國から東洋太平洋同級王者を奪取)へのリベンジもしたいですね」。※4/30のチャンピオンカーニバルで同級3位の古橋岳也(27=川崎新田)の挑戦を受ける。

■前日本ライト級王者
加藤 善孝(30)
「挑戦することも難しい階級ですが、年内には世界を獲りたい。リナレス(ホルヘ・リナレス/帝拳 ※現WBC世界ライト級王者)の可能性は高いが、向こう次第。階級を下げることも考えています」。

■日本Sライト級王者
岡田 博喜(25)
「しっかりと自分のボクシングをして、まずは防衛!その上で東洋太平洋王座を狙えれば」。※3/7のチャンピオンカーニバルで同級1位の外園隼人(28=帝拳)の挑戦を受ける。

■日本ウェルター級王者
高山 樹延(29)
「一戦必勝!次戦の新藤選手は長身のサウスポーですが、対策をしっかりと練って臨みます。これをクリアした先には東洋太平洋タイトルが見えてくるかも」。※3/7のチャンピオンカーニバルで同級1位の新藤寛之(28=宮田)の挑戦を受ける。

■日本ヘビー級王者
藤本 京太郎(28)
「前回の石田選手はやりずらかったので、今回は頑張りたい。会場を満員にして勝ちたい!」。※4/30のチャンピオンカーニバルで同級1位の石田順裕(39=グリーンツダ)の挑戦を受ける。