メンドサが無冠戦で圧勝

　IBF世界ライトフライ級王者のハビエル・メンドサ(23=メキシコ)が現地時間の10日、メキシコのティフアナで行わたマウリシオ・フェンテス(25=コロンビア)とのノンタイトル戦で、2回TKO勝ちを収めた。

　メンドサにとって、今回はラモン・ガルシアとの王座決定戦を制してから最初の試合だった。契約体重の110ポンドが認められず、ノンタイトルとなったこの試合だが、注目度は決して低くなかった。それでも両者の勢いの差は歴然。初回、左ストレートからの右フックで最初のダウンを奪ったメンドサは、続けて2度目のダウンを追加した。2回に入ってもメンドサの攻勢は続き、中盤にフェンテスがややスリップ気味に膝をついたが、ダメージをみかねてレフェリーはカウント。試合続行後もメンドサは攻め立て、最後はコーナー際での右アッパーでフィニッシュのダウンを奪った。メンドサは23勝(19KO)2敗1分。フェンテスは17勝(11KO)4敗。