海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
いまやゴールデンボーイ・プロモーションズやトップランク社を上回る影響力を持つといわれるマネージャー、アドバイザー、アル・ヘイモン氏がこのほどWBA世界バンタム級スーパー王者のファン・カルロス・パヤノ(30=ドミニカ共和国)と契約を結んだ。
ヘイモン氏は従来のフロイド・メイウェザー(米)やダニー・ガルシア(米)らに加え、昨年は亀田和毅やアミール・カーン(英)、フリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)ら40〜50人のトップ選手と新たに契約を交わしたと伝えられる。選手に高額の報酬をもたらす反面、テレビ局やプロモーターに強引な交渉を持ちかけるとしてマイナス評価もあるヘイモン氏だが、その影響力は絶大なものがあるのは事実だ。今回、契約を交わしたパヤノは昨年9月にアンセルモ・モレノ(パナマ)を6回負傷判定で破り王座を獲得した元五輪戦士で、プロでは16戦全勝(8KO)を収めている。同じバンタム級のWBO王者である亀田は3月にもWBA王者ジェイミー・マクドネル(英)との統一戦が計画されているが、これをクリアした際にはパヤノ戦が浮上する可能性も出てきた。