H級のペレスが前哨戦

　ペレスは昨年7月にブライアント・ジェニングス(米)とのWBC挑戦者決定戦で僅差の判定負けを喫したが、12月のWBC総会ではアレクサンデル・ポベトキン(露)との挑戦者決定戦を行うよう指令を受けた。17日の試合は、そのポベトキン戦に向けた調整試合となる。サウスポーのペレスは22戦20勝(12KO)1敗1分。なお、WBCのヘビー級王者バーメイン・スティバーン(米)は17日にデオンタイ・ワイルダー(米)を相手に初防衛戦を行うことになっている。最優先挑戦権を持つジェニングスは4月25日にウラジミール・クリチコ(ウクライナ)への挑戦が内定しており、このままいけばポベトキン対ペレスの勝者が次期挑戦者になりそうだ。