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[世界編]2015.1.2

2015年を展望

 この数年のなかでは歴史的な大試合が少なかった14年だが、その反動か15年はいくつかのスーパーファイトが実現しそうな雰囲気だ。
ゾウ•シミン
五輪勢の躍進に期待
フリオ•セサール•チャベスJr
 スーパーミドル級のWBA、IBF王座を持つカール・フロッチ(英)は昨年、ジョージ・グローブス(英)との防衛戦で8万人を集めたが、「引退前に一度は米国ライベガスのリングに上がりたい」という希望を持っている。その相手としては元WBC世界ミドル級王者フリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)が最適とされ、両陣営は交渉の詰めに入っていると伝えられる。すでに3月28日という具体的な日程も出ているが、まだ決定には至っていない。
ダニー•ガルシア
 14年は比較的静かだったスーパーライト級にも注目したい。主役のダニー・ガルシア(米)がウェルター級に転向する可能性もあるが、この階級にはルーカス・マティセ(亜)、エイドリアン・ブローナー(米)がいるほか、遠からずライト級からテレンス・クロフォード(米)が上がってくるはずだ。激しいサバイバル戦が展開されそうだ。
ニコラス・ウォータース
 フェザー級も役者が揃っている。5階級制覇を成し遂げたノニト・ドネア(比/米)はニコラス・ウォータース(ジャマイカ)に敗れてスーパーバンタム級に戻ることになったが、近い将来の再参入を視野に入れている。ドネアを倒したウォータース、五輪連覇後にプロに転じて3戦目でWBO王座を獲得した「ハイテク」ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)、左フックの強打で知られるWBC王者ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)、やや格落ちの感はあるが20戦無敗のIBF王者イフゲニー・グラドビッチ(露/米)も無視できない存在だ。さらにWBA暫定王者ヘスス・クェジャル(亜)、前WBC王者アブネル・マレス(メキシコ)、下田昭文(帝拳)を衝撃的なKOで下したマービン・ソンソナ(比)にも注目したい。
 12年ロンドン五輪から3年が経つ今年は、オリンピアンたちが世界王座に絡んでくると思われる。すでにフェザー級で戴冠を果たしたロマチェンコに続き、3月にはフライ級のゾウ・シミン(中国)がIBF王者アムナット・ルエンロエン(タイ)に中国特別行政区マカオで挑戦することになっている。6戦全勝(1KO)の33歳、ゾウのボクシングは「一本調子で面白みに欠ける」という声が多いが、それはともかくとして中国という巨大なマーケットを背負っていることを考えると、ここは王座獲得という結果がほしいところだ。ヘビー級のアンソニー・ジョシュア(英)も順調な成長を続けている。デビューは13年10月だったが、14ヵ月の間に10戦をこなして全KO勝ちを収めている。徐々に対戦相手の質を高めており、1月31日には世界挑戦の経験を持つケビン・ジョンソン(米)との10回戦に臨む。まだ3ラウンド以上の経験がなく耐久力も試されていないが、ワイルダーと並んでヘビー級では貴重なタレント候補だけに順調に伸びていってほしいものだ。ミドル級の村田諒太(帝拳)も年内の世界挑戦に照準を合わせている。
イゴーリ・メコンツェフ
 このほかロンドン五輪ヘビー級金メダリストでプロ6連続KO勝ちのオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)、同じくライトヘビー級金メダリストでプロ7戦全勝(6KO)のイーゴリ・メホンツェフ(露)らも世界をうかがう地位まで上がってきそうだ。もうひとり、08年北京大会、12年ロンドン大会と五輪連続出場の実績を持つアルツール・ベテルビエフ(露/カナダ)にも注目したい。09年の世界選手権覇者でもあるベテルビエフは13年6月にプロ転向を果たし、ここまで7戦全KO勝ちを収めている。昨年9月には元世界王者タボリス・クラウド(米)を2回でストップしてNABA北米ライトヘビー級王座を獲得。12月の試合では初回に不覚のダウンを喫したが、2回に逆転KO勝ちを収めNABO北米王座とIBFの北米王座を獲得した。すでに世界10傑入りも果たしており、今年は頂上を狙うことになりそうだ。

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