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<予定される注目試合>
★1月17日、ラスベガス(米) ※決定
WBC世界ヘビー級タイトルマッチ
バーメイン・スティバーン(米)
VS
デオンタイ・ワイルダー(米)
★2月21日、モンテカルロ(モナコ) ※決定
WBA(スーパー)、WBC(暫定)世界ミドル級タイトルマッチ
ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/独)
VS
マーティン・マレー(英)
★2月21日、ベルリン(独) ※決定
WBO世界スーパーミドル級タイトルマッチ
アルツール・アブラハム(アルメニア/独)
VS
ポール・スミス(英)
★2月28日、ベルファスト(英) ※決定
IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
カール・フランプトン(英)
VS
クリス・アバロス(米)
★3月7日、マカオ(中国特別行政区) ※予定
IBF世界フライ級タイトルマッチ
アムナット・ルエンロエン(タイ)
VS
ゾウ・シミン(中国)
★3月14日、モントリオール(カナダ) ※決定
WBA、IBF、WBO世界ライトヘビー級タイトルマッチ
セルゲイ・コバレフ(露/米)
VS
ジャン・パスカル(ハイチ/カナダ)
★3月28日、ラスベガス(米) ?
WBA世界スーパーミドル級タイトルマッチ
カール・フロッチ(英)
VS
フリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)
★5月2日、ラスベガス(米) ?
WBA、WBC、WBO世界ウェルター級王座統一戦 ?
フロイド・メイウェザー(米)
VS
マニー・パッキャオ(比)
★5月2日、ラスベガス(米) ?
WBC世界ミドル級タイトルマッチ
ミゲール・コット(プエルトリコ)
VS
サウル・アルバレス(メキシコ)
フロイド・メイウェザー(米)対マニー・パッキャオ(比)のライバル対決は数年来の恒例の話題となっているが、ここにきて実現の機運が高まっている。2月で38歳になるメイウェザー、昨年12月で36歳になったパッキャオとも選手寿命に限界が見えてきたうえ、力量のバランスがとれた対戦相手が見当たらなくなってきたという事情もある。これに加えメイウェザーが契約するショータイム、パッキャオが契約しているHBOテレビとも両選手の試合のペイ・パー・ビューの契約件数が伸び悩んでいるという事情もある。両雄の対決は「5月2日、ラスベガス」が最有力とみられているが、正式決定のニュースを待ちたい。
このほかWBAの暫定王者キース・サーマン(米)、IBF王者ケル・ブルック(英)、メイウェザー戦に意欲をみせるWBC1位アミール・カーン(英)、5階級制覇を狙う大ベテランのファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)らウェルター級のトップ選手たちの動向にも要注目だ。いずれにしても今年もウェルター級〜ミドル級の中量級が話題の中心になることは間違いなさそうだ。
ヘビー級も久し振りに盛り上がりをみせそうだ。カギを握るのはプロデビューから32連続KO勝ちという驚異的なレコードを残しているデオンタイ・ワイルダー(米)だ。1月17日にWBC王者バーメイン・スティバーン(ハイチ/カナダ/米)に挑戦することが決まっており、これも難なく突破して戴冠を果たすようだと一気にブレークする可能性がある。米国ヘビー級勢はシャノン・ブリッグスを最後に約8年も世界王座から遠ざかっており、この間の挑戦は20連敗という惨憺たる状況にある。ワイルダーには米国ヘビー級の威信がかかっているといっても過言ではない。06年4月以来のロングラン王者、ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)は4月25日にブライアント・ジェニングス(米)とのV18戦が予定されている。13年12月で兄のビタリが保持していたWBC王座にも興味を示しており、スティバーン対ワイルダーの勝者との対決も期待される。クリチコ対ワイルダーというカードが統一戦として実現すれば大きな注目を集めることは確実だ。