ポベトキンVSペレス

　WBCは17日、米国ネバダ州ラスベガスのミラージュ・ホテルで開催中の第52回年次総会において、ヘビー級の前WBAレギュラー王者アレクサンデル・ポベトキン(35=露)と、4位のマイク・ペレス(29=キューバ/アイルランド)に対し、次期挑戦者決定戦を行うよう指令を出した。

　WBCのヘビー級王座は今年5月、クリス・アレオーラ(米)との決定戦を6回TKOで制したバーメイン・スティバーン(ハイチ/カナダ/米)が獲得。来年1月17日にはデオンタイ・ワイルダー(米)の挑戦を受けることが決まっている。その勝者に対してWBCはブライアント・ジェニングス(米)に優先挑戦権を与えたが、ジェニングスが4月にウラジミール・クリチコ(ウクライナ)に挑戦することが確定的となったことから今回の決定をした。昨年10月にクリチコに4度のダウンを喫して大敗しているポベトキンは29戦28勝(20KO)1敗、サウスポーのペレスは22戦20勝(12KO)1敗1分。