ベチェカが再起

　元WBA世界フェザー級スーパー王者シンピウェ・ベチェカ(33=南ア)は12日(日本時間13日)、南アフリカ共和国のイーストロンドンでアルツロ・サントス(28=メキシコ)に12回判定勝ちを収めた。5月にノニト・ドネア(32=比/米)に王座を追われたベチェカは、これが再起戦だった。

　試合はベチェカの一方的なもので、ハーフ・ポイント制の採点は120対108.5、119.5対112.5、119対109と大差がついた。IBF王者イフゲニー・グラドビッチ(露/米)への挑戦を狙っているベチェカは30戦27勝(16KO)3敗。12年12月に来日して長谷川穂積(真正)に10回判定負けを喫しているサントスは22戦18勝(5KO)4敗。