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[海外ニュース]2014.12.11

反則を警戒するブラッドリー

 前WBO世界ウェルター級王者ティモシー・ブラッドリー(31=米)は13日(日本時間14日)、米国ネバダ州ラスベガスのザ・コスモポリタンで前WBA同級暫定王者ディエゴ・チャベス(28=亜)を相手に再起戦に臨む。試合を前にブラッドリーは「彼は本当にダーティーな選手」と、反則を警戒している。
ティモシー•ブラッドリー
 ブラッドリーは12年6月にマニー・パッキャオ(比)に論議を呼ぶ僅差の判定勝ちを収めて王座についたが、今年4月のV3戦でパッキャオに判定負けで無冠に逆戻り。これが8ヵ月ぶりの再起戦となる。対するチャベスは昨年7月にキース・サーマン(米)に10回KO負けを喫してWBAの暫定王座を失い、再起戦を挟んで今年8月にはブランドン・リオス(米)に9回反則負けを喫している。ブラッドリーは「彼はダーティーなファイターだ。映像で確認したら、肘打ち、目を擦る、突く、さらに頭を抑え込むなど様々な反則行為をしていた。彼が反則を犯すなら、こちらにも考えがある」と話している。ともに選手生命を左右する重要な再起戦だけに、クリーンな戦いをみせてほしいところだ。ブラッドリーは33戦31勝(12KO)1敗1無効試合、チャベスは25戦23勝(19KO)2敗。オッズは6対1でブラッドリー有利と出ている。

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