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[海外ニュース]2014.11.29

プロボドニコフがKOで再起

 前WBO世界スーパーライト級王者ルスラン・プロボドニコフ(30=露)は28日(日本時間29日)、ロシアの首都モスクワで元WBC世界ライト級王者ホセ・ルイス・カスティージョ(40=メキシコ)と対戦、5回TKO勝ちを収めた。
ルスラン•プロボドニコフ
 プロボドニコフは6月にクリス・アルジェリ(米)に判定負けを喫して王座を失っており、これが5ヵ月ぶりの再起戦だった。かつてフロイド・メイウェザー(米)を2度にわたって苦しめたカスティージョから2度のダウンを奪って圧勝した前王者は、これで27戦24勝(17KO)3敗。カスティージョは80戦66勝(57KO)13敗1分。
 アンダーカードにはロシアのホープたちが出場した。08年北京五輪ヘビー級金メダリストのラキーム・チャキエフはジャクソン・ジュニア(ブラジル)に4回KO勝ちを収め、レコードを22戦21勝(16KO)1敗とした。ジュニアは17戦15勝(13KO)2敗。クルーザー級のドミトリー・クドリャショフは元WBC世界クルーザー級王者のファン・カルロス・ゴメス(キューバ/独)に22秒でKO勝ち。デビューから連続KO勝ちを16に伸ばした。ゴメスは59戦55勝(40KO)4敗。スーパーライト級のエドゥアルド・トロヤノフスキーはホセ・フェリア(コロンビア)に初回KO勝ち、戦績を20戦全勝(17KO)に伸ばした。フェリアは19戦16勝(10KO)2敗1分。また、12年ロンドン五輪ライトヘビー級金メダリストのイーゴリー・メホンツェフはジョーイ・ベガス(ウガンダ/英)に8回判定勝ちを収めた。プロ転向後初めて規定ラウンドをフルに戦い80対72(二者)、80対73の判定をものにしたメホンツェフは7戦全勝(6KO)、ベガスは28戦17勝(10KO)10敗1分。

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