丸田陽七太B級合格

　関西では初の公開プロテストが24日、大阪市内の住吉区民センターで行われた。この日テストのリングに上がったのは丸田陽七太、現役の高校二年生だ。同センターで開催された六島ジム主催の610BOM-BA-YE7の観戦に訪れたファン及び関係者の見守る中、テストスパーリングが始まった。

　関西大学付属北陽高校に通う丸田は、平成9年4月18日生まれの17才。連休最終日とあって、多くの同級生達が応援に駆けつけた。
　元日本ランカーを相手に終始攻め続けると、ハンドスピードを活かして左から組み立てるコンビネーションでリズムを作り、テンポ良く連打を披露した。スピード、パンチ力、フットワークは申し分ない。

　丸田は来年の7月ごろから2ヶ月間、アメリカに渡りスパーリングを中心にトレーニングを積んでくる予定。プロデビューは来年の秋ごろとのこと。

　丸田のテストスパーリングのパートナーを務めたストロング小林佑樹は「ジャブも強いし、相手のパンチを外すのが上手いので中にはいるのが怖かったです」と丸田の実力を評価した。
　小林は12月28日に元日本ランキング1位の丹羽賢史(グリーンツダ)と8回戦のリングで戦う。「A級プロになってからKO勝ちがないので、ノックアウトで勝ちたいです」