ブルックが練習再開

　IBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック(28=英)は8月に王座獲得後、9月には暴漢に襲われ足を刺されるという重傷を負ったが、いまはトレーニングを再開している。

　ブルックは9月に休養先のモロッコの島で事件に遭い緊急入院。12月に予定されていた初防衛戦を延期し、英国でリハビリを続けていた。回復は順調で10月にはジムに顔を出すようになっていたという。現在は来年3月28日に計画されている初防衛戦に向け始動しており、「もう足は大丈夫。私は3月にリングに戻る」と支援者たちに伝えている。初防衛戦の相手は未定だが、候補として5階級制覇を狙うファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)の名前も挙がっている。