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スーパーミドル級の次期王者候補として注目を集めている23歳のホープ、WBCとWBO2位のヒルベルト・ラミレス(メキシコ)が15日(日本時間16日)、米国テキサス州サンアントニオで元世界ランカーのフルヘンシオ・スニガ(37=コロンビア)に8回KO勝ちを収めた。
サウスポーのラミレスは189センチの長身と191センチの恵まれたリーチとスピードを生かしたボクシングでスニガを圧倒。4度の世界挑戦経験を持つベテランを一蹴してNABFとWBOインターナショナル王座を防衛した。これで30戦全勝(24KO)。WBA、IBF王者カール・フロッチ(英)への挑戦を希望している。敗れたスニガは38戦27勝(24KO)10敗1分。前座では08年北京五輪バンタム級16強、12年ロンドン五輪8強のオスカル・バルデス(メキシコ)がリングに上がり、1年前にニコラス・ウォータース(ジャマイカ)の持つWBA世界フェザー級王座に挑んで敗れたアルベルト・ガルサ(メキシコ)に7回TKO勝ちを収めた。バルデスは13戦全勝(12KO)、ガルサは37戦26勝(21KO)9敗1分1無効試合。また、この日はロンドン五輪ライトヘビー級銅メダリストのオレクサンドル・グウォジク(ウクライナ)も登場、オーティス・グリフィン(米)に6回TKO勝ちを収めている。今年4月にトップランク社と契約してプロ転向を果たしたグウォジクは4戦全勝(3KO)。8連敗となった37歳のグリフィンは44戦24勝(10KO)18敗2分。